『アニマルクラブの本第一冊目、ホームページでリバイバル』

 

「それでも生きていく命のために」は20012月、私が前回の離婚を決めた時に、「これからは生活に追われて、今までのように活動できなくなるかもしれない。まだ自費出版するお金があるうちに、後に続く人たちのために少しでも役立つことを、あるいは自分が失敗したことは繰り返さないように、経験を伝えておこう」と、遺言状のような気持ちで世に出した本です。

 

出版した1000冊が完売してからも、時々注文がきましたが、増刷するには大金がかかるし、お断わりする度に心苦しく思っていました。

 

この度、ホームページにて読んでいただくことを思いつきました。7年余の時の流れに思いをめぐらせば、亡くなった子がいたり、生活環境が変わった人がいたり、相変わらず支えてくれる仲間がいて、離れてしまった人もいたけれど、新しい仲間もでき…感慨無量です。

 

そして、あきれてしまうのは自分自身。その後また結婚して、生活の心配がなくなり、抱える猫犬を増やしてしまった挙げ句に、昨年またしても離婚となりました。その当時の『季節のお便り』には、「これからは自分の収入で活動費を補うことはできなくなるから、アニマルクラブに入ってくるお金を増やさなければ…」と必死に取り組む姿があり、「あんた、いつも同じパターンだね」とため息が出ます。

 

遠くで見ている時には、「純粋で一生懸命な阿部さん。彼女を支えてあげたい」とプロポーズした男性達も、「自分はそんな立派な人間じゃないから」と次々と逃げたくなるほど、動物達を取り巻く現実は厳しく、関わる人間の負担は重かったのかもしれません。その負担を分配、分担して、動物の問題を社会問題として、多くの人々が『命のために、心のままに』行動していけるようになれば、私も幸せな女の人生を生きられるかも…。おばあさんになってしまう前に世の中が変わってくれるか、乞うご期待です。

 

     200811月 阿部 智子