ベビーラッシュ、延長戦!【続報追記あり】

おかげさまで、ひとみの子猫4匹、メロンパンナの子猫4匹には無事里親さんが見つかり、こんな感じに幸せに暮らしています。

それぞれのお家で、かけがえのないアイドルになって、元気に楽しく暮らしています。実家より~末永く、幸多かれと祈ります。


一歩出遅れていたコトラは、体調がすっかり回復すると、なかなかの美猫でしたので、『琴』に改名しました。ふたりの娘もママそっくり、アビシニアン似のエキゾチック・ビューティー~一家で里親募集中です。

妊娠末期に風邪をこじらせて、悲惨な姿で連れてこられた時には、想像もつかないカワイ子ちゃんでした。『琴』は性格も穏やかで、まだ1歳にもならないのに子煩悩な優しいママです。

 

ママそっくりの『富士子』と『須磨子』は、性格もママ似で、おしとやかな大和撫子です。

そして、そして…なんとまた、ママと赤ちゃんがやって来ました!
今度は6匹の子持ち、人なつこい野良猫の『わかちゃん』です。7月半ばに避妊予防センターに、手術に連れてこられたのですが、お腹は随分大きくなっていました。連れてきたおばさんは「3月末に産んだばかりで、まさかまた生まれるなんて…」と絶句していましたが、やはり…「中で赤ちゃん動いてまもなく生まれそうです。貧血ぎみですし、手術は危険です」と診断されました。
一度は連れて帰ったおばさんから数日後、「ねぐらにしていた近所の倉庫にシャッターが降りて入れなくなり、大きなお腹で町内をウロウロしている。産む場所を探しているのでないかと思うが、うちは市営住宅で中に入れられない」と相談がきました。
アニマルクラブも満杯でスペースがなかったのですが、運良く預かってもらえるお宅が見つかり、わかちゃんは名取市まで運ばれました。
「まだ生まれません」「様子が変わったからそろそろかも…」とメールでやりとししていた数日後、預かってくださっていたボランティアさんに、実家のお父さん危篤の知らせが来て、急遽九州まで帰らなくてはなくなりました。
わかちゃんは、アニマルクラブで保護することにしました。昨日子猫がトライアルに行って、何とかケージ1つ置けます。またまた石巻へUターンです。

ところが、出がけから、なんと、お産が始まってしまったのです。次々次々生まれ出て…無事に6匹産み終えて、わかちゃんは7月27日の夕暮れに、アニマルクラブにやってきました。
偉いお母さんです。ごはん。しっかり食べて、赤ちゃん達は、順調に成長しているようです。

世間の荒波、運命の疾風怒濤をくぐり抜け、子供を守り、育てるたくましいお母さん~でも、もう野良猫やめて、赤ちゃん産むのも終わりにして、安心して暮らしていけるように、わかちゃんの里親も募集します。

アニマルクラブのボランティアも2人、相次いで赤ちゃん猫を拾いました。へその緒がついた生後まもない『チビタ』は、雨が降り出した公園で、『ビビ』は灼熱の太陽で熱くなった配電盤の上で、火傷を負っていました。今一歩遅かったら消えていた命を、保護した人が会社に行っている間は、他のボランティアが授乳や世話をしています。
命を助け、守り、幸せにするリレーのバトンを受けてくれるご家庭、まだまだ必要で~す。ご連絡をお待ちしています。

90グラムだったチビタくん、2週間で目が開いて、3週間で230グラムに成長しました!

■■続報■
7月27日に生まれたワカちゃんの赤ちゃんは、6匹揃ってめざましく成長しています。
産まれた時から体格も良く、10日足らずで目も開いて、日一日と大きく、はっきり、愛らしくなっていきます。

ダンボールの産箱は、ワカちゃんのストレス発散か…噛み千切られてどんどん変形していきます。

おやおや、元気にうごめいていますね。みんな同じような柄で、誰が誰やら…さっぱりわかりません。

 

「そんなことはないでちゅよ。ぼくたちみんな個性的でちゅ~」

 

 

 

「ぼくは魔花(マカ)。カッコイいいんだぜ!」

 

 

「わたしは魅花(ミカ)。濡れた瞳がセクシーだって~」

「ぼくは保花(ポカ)。ほんわかタイプだよ~」

 

「ぼくは風花(フウカ)。明るいひょうきん者だよ」

「ハンサムボーイの秘花(ピカ)だよ、よろしくね~」

 

 

「末っ子カワイコちゃんの留花(ルカ)で~す」

 

 

6つ子におっぱいを飲ませているワカちゃんは、誰かが近づくと、すぐに出て来ます。

そして、いつも「もうお腹が空きました。何か持って来てくださいな」と訴えます。

※ワカちゃん、道端で出産したりしなくて、本当に良かった。アニマルクラブに咲いた6つの花を、大切に育ててくださるお家を募集します。