輪廻な気分

介護生活始まりました

 自分の体調が良くなってほっとしたのも束の間で、17歳の老犬『クマ』とそれ以上年上と思われる『チッチ』が、相次いで寝たきり状態になってしまいました。昼間はボランティアさんがいてくれるので、私は夜から朝の担当です。2、3時間寝て2、3時間起きてるみたいな変則的な生活になりました。
 ふたりはずっと一緒で、特にチッチがクマを熱愛していて(どちらも♂ですが)、以前からチッチはクマの姿が見えなくなるとパニックになっていました。クマちゃんがあの世へ行ってしまったら、自分だけ残されるのは嫌だったのでしょうか?しばらく前から散歩の時に足がもつれて、カニみたいに横歩きしていたチッチでしたが、クマが倒れたら傍らですっかり動かなくなりました。痴呆にもなったみたいで、名前を呼んでも知らんぷりしています。一日中眠っていて、ごはんだけはしっかり食べて、オシッコもウンチもおもらしです。床擦れになっては…と、体の向きを変えてやろうとすると、暴れてペットシーツをぐしゃぐしゃにして水をひっくり返したり、たまたまウンチが出そうな時だと…惨憺たることになります。
 クマの方は一夜にして立てなくなりましたが、意識はしっかりしており、オシッコをその場でするのを嫌がるので、抱いて外に連れて行っています。10メートルくらい歩いて2、3度オシッコできるくらいまで回復しました。でも、ステロイド剤を毎日服用か注射して何とか持っている状態なので、肝臓の機能がどんどん悪くなってきました。点滴に肝臓の薬を追加しても追いつきません。なので、昨日ステロイドを休んでみたら、今朝どこかが痛いように鳴き続け、びっくりして昨日の分の薬も飲ませました。ボケていたはずのチッチもクマの声に反応して、後追いするように吠え続けました。20分ほどで落ち着いた時、「数日生き延びるより、苦しみが取れるようにしてやることが優先」だと思いました。それは、不妊予防センターの方針でもあります。

17年間生活を共にしてきた『クマ』(茶色)と『チッチ』(黒)。倒れたのも一緒でした。

17年間生活を共にしてきた『クマ』(茶色)と『チッチ』(黒)。倒れたのも一緒でした。

ボケたように見える『チッチ』ですが、『クマ』が痛くて鳴くと、チッチは後追いして悲し気に吠え続けます。

ボケたように見える『チッチ』ですが、『クマ』が痛くて鳴くと、チッチは後追いして悲し気に吠え続けます。

いつかの悔恨

 「まわるー、まわるーよー時代はま~わる♪」 車を運転しながら聴く中島みゆきの『時代』は、高校生の時から聴いていたことを思い出しました。スーパーで声を掛けられて、あまりの変わり様に誰だかわからなかった同級生に「智ちゃん、高校の時からアニマルクラブやってたもんねー」と言われました。長い道のりで心から離れないのは、助けられなかった犬や猫のことです。
 この夏、道の駅の隠れ看板猫『ミッチー』のしっぽの古傷を手術するために半月余り預かったので、台風や大雨の日は気になります。たまに訪ねるようにもなり、その道筋の途中で見えてくるお寺の赤い屋根が視界に入ってくる度に、20年以上も前にそこにいた白い犬のことを思い出すのです。
その時私は、そのお寺の住職さんに誘われて、お寺のお祭りが始まる前に、パネル展の準備をしていました。当時のパネルの中には、保健所に捕まった野良犬や大学病院に実験動物として払い下げられた犬の悲惨な写真もありました。突然、まるでその中から抜け出てきたような…頭だけは秋田犬のように大きいけれど体は紙切れのように痩せた白い犬が、フラフラと本堂の前に現れました。一瞬の出来事でしたが、明らかに助けを必要としている犬でした。住職さんの奥さんにその犬を知っているかと尋ねていると、お祭りの準備をしていた地元のオジサン達がすごい剣幕で現れ、「あんな気持ちの悪い写真をなぜ飾る。お祭りに来た人の気分が悪くなる。何でこんな人達を入れたんだ」と私ばかりか、奥さんにも食って掛かったので、私はパネルを外して帰ることにしました。その間に犬の姿は見えなくなっていました。付近を捜しても見つけられませんでした。片付けするより先に、犬に食べ物を与えるべきでした。お寺を出る時、奥さんに「あの犬が来たら、餌をあげて欲しい。私にできることは
するので」と言って来ました。電話が来なかったから、一度だけこちらからかけましたが、「そんな犬は、その前もそれからも一度も見たことないんですよ」と言われました。

 先週のことです。まさしくそのお寺に「野良犬が住み着き、首輪を付けることができれば飼ってもいいと住職さんの奥さんが言っているので、協力してもらえませんか?」というメールが届いたので、びっくりしました。添付されていた写真に写っていたのも白い犬でした。しかし、秋田犬のようではなく、むしろ、震災直後に線路で立ち往生していたところを捕獲した被災犬の『シロ』に似ていました。あのシロは、フィラリア症であっけなく亡くなりました。
さて、線路犬を捕獲した時のゴールデンコンビの幸雄さんと行ってみました。20数年前の現か幻か…白い犬が現れた本堂の前で、中型の白い犬が我々を見て吠えていました。奥さんが随分年を取ったように見えたのは、息子さんと住職さんを相次いで亡くされていたからでした。その日は2時間ほど頑張りましたが、何せ敷地が広いから…ゴールデンコンビの“ジャーキーで釣って挟み込みワッカ掛け作戦”もうまくいきませんでした。幸雄さんを送った後、保健所に行って捕獲器を借りました。本堂前の木陰に仕掛けて、先ほどチーズ好きであることはチェック済みだったので、チーズが乗ったパンを中に入れて、その日は引き上げました。帰りの車の中で、20数年前、カミキレのように痩せた白い犬に何もしてやれなかった後悔を「まわるー、まわるーよー、時代はまーわるー」という歌に乗せ、今度はどうなるか…単独作戦を練りました。

 その夜、犬が捕獲器に入った、と連絡がありました。そして、翌朝、思いつく限りの小道具を積んで、出かけました。20年前にできなかったことができるようになったのか…歩んできた道のりを賭けるような心境でした。捕獲器の中にいるということは、紐や首輪を掛けようと手を伸ばせば噛みつかれるということです。噛まれれば私がケガをするだけでなく、この犬が“人を噛んだ犬”になってしまい、「飼ってもらえる」話がなくなるかもしれません。このお寺で、もう二度と失敗はしたくありませんでした。
 最初の1時間で首に紐を回し、持参した首輪を掛けることに成功しました。しかし、首輪は幾らかサイズが大きく、抜けそうにも思えました。ホームセンターに買い物に走り、2つ購入してきましたが、『シロ』の様子が変です。せわしなくくるくる回る姿にピンときて、持参した犬小屋に敷くために持って来た毛布を入れました。シロは毛布を前足でかき、そこに大量のオシッコとウンチをしました。踏まないように棒を使ってたたみ、首輪の付け替えに入りましたが、警戒心がますます強くなって、捕獲器の上の扉を開けただけで、口をガチガチ言わせ噛みつき態勢になっていました。ストレスが高じて体も震えていました。水を入れて飲ませました。一休みしてチャレンジしていいところまでいったら、お墓参りの人が来て、何をしているのか寄って来たので、シロが吠え出し、オジャンになりました。土曜日だったのでお参りの人も多く、その度、住職さんの奥さんがシロの説明もするので、“あと少しのところでふりだしに戻る”繰り返しでした。

 実に4時間半を要しました。私は満身の知恵と力を振り絞り、シロにハートの柄のついた赤い首輪を付け、犬小屋に入れるように鎖を係留して、捕獲器から出して飼い犬らしくすることができました。まだまだ人馴れはしていませんが、早速小屋に入り、繋がれる前よりずっと落ち着いているそうです。

 気になっていたことがもう一つ解決に向かっています。活動報告を読んでくださっている方なら記憶にあるかもしれませんが、春にマンホールの中で死んでいた子猫たちの母親を、友人と彼女のお友達で猫の縄張り近くに居住している方の協力を得て、やっと捕獲することができたのです。しかし、母猫はかなり弱っていて、体重は1.8キロしかありませんでした。ひどい風邪とカイセンに感染していました。どこに置いたらいいか、思案しましたが、借家に1畳位の納戸があったので、そこを片付けて、ホームセンターから玩具みたいな小型の温風ヒーターと加湿器を買って来ました。カイセンの注射は体力のない猫に打つと死ぬこともあるので、希釈して飲み薬にして使っています。少しずつ元気になってきました。「捕獲器に全然入らない警戒心の強い野良猫」と聞いていましたが、最初に電話をよこしたおばあさんが言っていた通り、かつては飼い猫だったのでしょう。手をかけていたら、喉を鳴らして甘えるようになりました。この子も『しろ』と呼ばれるとこちらを見ます。もう不幸になる子猫
を生むこともないから、飢えて逃げ隠れしなくていい生活を生き直して欲しいです。

捕獲器に捕まってしまった『シロ』。鉄格子の歪みは、これまで捕えられ殺処分されていった犬たちの届かない抵抗の痕跡です。

捕獲器に捕まってしまった『シロ』。鉄格子の歪みは、これまで捕えられ殺処分されていった犬たちの届かない抵抗の痕跡です。

鎖につながれて表情が穏やかになった『シロ』。

鎖につながれて表情が穏やかになった『シロ』。

生んだ子供が次々と苦しんで死んでいった母猫。カイセンで塞がっていた目も開いたから、これからは明るい未来を見せたい。

生んだ子供が次々と苦しんで死んでいった母猫。カイセンで塞がっていた目も開いたから、これからは明るい未来を見せたい。

課題を抱えて冬へ…

 映画『犬と猫と人間と2~動物たちの大震災』の主演女優の『みぃちゃん』と息子の『ムサシ』が、今うちにいます。お好み焼き屋のマスターが、10月始めの深夜に心筋梗塞で緊急入院したのです。幸い3週間足らずで退院しましたが、店をたたんで、四畳半一間の仮設住宅に入ることになりました。しかも、1、2年のうちに故郷の栃木県に帰るつもりだそうです。私はみぃちゃん親子が離れずに、今度は室内で一生暮らせる家を見つけてやるべきだと思います。しかし、マスターと周囲の人達は、今だけでも一緒に暮らすことを望んでいます。感情と責任のうねりが起こす波に動物たちは翻弄され、培われた人と人の信頼関係もさらっていくとしたら…私は防波堤になるべきか、浮き輪を持って見守るしかないのかと思案しています。

 そして、猫の『しろ』は、助けることに力添えしてくれた人達がいたから救われましたが、今年のお正月に子猫が凍死したり、カラスに殺されて、1匹だけ生き残った『のび』の母親は捕獲器に入らず、春に子供を3匹生みました。まだその中の1匹を捕獲して手術しただけです。被災した家は取り壊してさら地になっています。仮設住宅からエサを運んで来るだけの飼い主に「プレハブを建てて、電気と水道を引いた方がいい」と促しましたが、うなづくだけで実行力のない人達で、去年と何の変わりもないまま冬を迎えようとしています。

こんな風に私は1日1日を過ごしています。どの日も「今日1日を終えた」と思って眠る日はありません。やっていることの途中で力尽きて寝てしまうのです。いつかこんな生活から抜け出したいと願っていますが、私の力でどうにかできることではないことだと感じています。でも、こういう毎日を支えてくれているのがボランティアさんであり、支援者の皆さんです。“何を成し遂げるも、どこまでやる”も、何一つ約束できませんが、理解し協力してくださる方々がいてこそ続いていることに、心からお礼申し上げます。

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我が家に連れてこられた日の『みぃちゃん』と『ムサシ』。「これからどうなって行くのか…」悲嘆に暮れているふたりの‘本当の幸せ’を考えています。

我が家に連れてこられた日の『みぃちゃん』と『ムサシ』。「これからどうなって行くのか…」悲嘆に暮れているふたりの‘本当の幸せ’を考えています。

法律に追いつかない行政

 高校生の時から活動を始めて、その間に『動物の愛護及び管理に関する法律』は何度か改正されました。できた法律をうまく取り入れて、殺処分される犬や猫の数を減らしたり、野良猫を地域猫として生かす解決策を見いだした自治体もありますが、地域によって非常に格差・温度差があると感じています。

 今年9月1日からの改正法の施行により、非営利団体も『第2種動物業』という扱いになったそうです。10月末までに、収容頭数や施設各部屋の図面を書いて提出するよう、保健所から要請されました。尋ねると、10匹以上の犬や猫を飼っている人が対象になるそうです。該当する人は山ほどいます。保健所職員は「動物を収容しているスペースと人間の居住スペースは別であることが原則」だと言いました。
 震災後行き場のない猫や犬を受け入れて、寝る場所もなくなって私は近所に借家を借りたので、アニマルクラブでは居住スペースと動物収容スペースは別になりましたが、ほとんどの人は自分の家に動物を抱えています。どこからか予算が出ているわけではないのだから当然です。そう言うと、職員は「同じ建物でも構わない。部屋が別とか、同じ部屋でも動物がケージに入って、人間の生活スペースと仕切られていれば…」と返すので、『別な部屋とかケージの中とか…それでは一緒に暮らしていることにならない。この人は動物を育てたこてがあるのだろうか…』と思いました。

 「何をチェックするんですか?」と聞くと、「頭数や設備が適切かどうか…」などと言いました。「適切でない時には、助成でもしてもらえるんですか?」と聞いたら、「そんなことはありません」と突き返されました。「多頭飼育している人を教えてください」とい言われましたが、助けてもらえるわけでもないのに面倒な書類提出や訪問されて注意を受けるなんて、気の毒でしかないから、もちろん教えませんでした。

 人間社会から排除された命を掬う受け皿がないから、自分の生活を削って救済している人達がいるのです。「そういう人達を把握するより、伝染病の犬や猫も出ている移動販売のペット業者を調べてください」と言いました。「それもやっています。注意して改善されました」と彼女は答えました。機械のように子を生ませ、幼子を母親から引き離して、値札を付けてどんな人間にも売り渡す商売を肯定して、痛まない人と話しても平行線でした。

 最近、また警察から相談され、弁護士の依頼を受けて、飼い主が刑務所に入ってアパートに取り残された猫を引き取りました。来るとすぐ発情期でしたが、不妊手術やワクチンの費用などは一切出ません。そして、相変わらず「市役所から紹介された」という電話もかかってきます。ペットを飼えなくなった市民の相談を受けても、保健所に送る手立てしかないからです。受け皿の不備をボランティアに求めている行政が、新法の遵守をボランティアの検閲から始めるなんて、やるべきことの順序を間違えていると感じました。

 これまで人間の生活を守ることを第一にしてきた行政が一人歩きで“動物愛護”を進めようとしても、遠回りをして、無駄足を踏み、時間とお金のロスになるような気もしました。“いかに助けるべきか”を知っているボランティアとの協力体勢があってこそ、地に足の着いた改革と進歩になると感じた実例に出会いました。

 動物愛護週間中の9月23日、茨城県牛久市で『犬と猫と人間と2~動物たちの大震災』の上映があり、講演を依頼されました。被災地の動物愛護団体の体験を聴きたくて集まってくださったのですが、こちらも大いに驚かせられました。牛久市では、野良猫を増やさないようにメスに14000円、オスに9000円もの助成金を出していました。良心的な動物病院だと追加料金なく、手術とワクチンをしてくれるそうです。つまり、無料で地域猫活動が進みます。必要な事業だから頭数を制限したりしないで、予算は補てんするそうです。飼い犬や猫にも4000円から2000円の助成金を出すことで、不妊去勢手術を受けやすくしています。獣医師会もマイクロチップへの助成を実施して、そこに動物愛護団体が助けて欲しい猫や犬を連れて来て、手術はどんどん進むという相乗効果を上げているようでした。
 どうして多額の助成金支給が叶ったのか、牛久のボランティアさんに尋ねたら、「市長に直訴したから」と言われました。私達もこれまでに何度か不妊手術の助成金支給やペット条例制定などを求めて署名活動をしたり、陳情に行きましたが、何一つ実現しませんでした。
 願い事が成就するのは、人とタイミングが合致した時です。残念ながら、石巻市には動物達の命や関わる人間の負担を感じることができるリーダーはずっと現れません。開かないドアを叩いているうちに、私の人生の日も暮れてしまうから、『不妊予防センター』を開院しました。

借家に移り住んだ『ラジオ』。今までどの部屋に入れても孤立して10年…。はじめてのびのびしています。

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下剋上? 家来のくせに『団蔵』の頭をこづいている『捨吉』

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浜の親分『キタ』はますます貫禄がつきました。

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不妊予防センターのこれから

 元の場所に戻って2ヵ月余り経ち、これからの課題も見えてきました。3年前と違うのは、無料でやる手術や治療が増えたことです。生活に困窮している人達の猫や犬の相談が、その周囲の人々から寄せられるケースが多いです。そういう人に飼われている動物達こそ、不妊去勢手術をしっかりやっておかなければならないのですが、それを賄う収入も確保しなければなりません。
 現状では、不妊予防センターで対処できない検査や治療が必要な時は、スタッフを派遣してくれている動物病院を紹介しています。しかし、それでは当センターにお金が入ってきません。逆に出ていくケースもあります。前回の活動報告で紹介した交通事故で大ケガをした子猫の『つよし』は、1ヵ月以上も入院して手術も繰り返しましたが、すっかり元気になって退院してきました。車に跳ねられた現場前近くに住む方から相談を受けて病院を紹介したのですが、大金がかかることで手を引かれてしまったので、割引いてもらっても約30万円の費用をアニマルクラブで肩代わりしなければなりません。
 アニマルクラブを動物の福祉事務所のように思って、「此処にも彼処にも可哀想な猫がいる…」と次々電話をよこすオバチャンもいます。その方自身は決して生活が苦しい人ではありません。先日頼まれたことに苦慮している最中に、また別件でせっつくから「次々頼まれるから、疲れて体調悪くなって~」とわざと言ったら、「えーっ、阿部さん倒れたらアニマルクラブは解散なのー?」と返ってきました。『私も悪徳ブリーダーに飼われている繁殖犬みたいなものだなー』と呆れました。
 ともあれ、こういう羞恥心も常識も人間に対しては思いやりもなくなった人には歯が立ちません。産めるうちは生ませ続けるブリーダーのように“阿部さんが健在な間にやってもらっておこう”と不幸印の猫を連れて来るだろうから、不妊予防センターは赤字にならないように、誰もお金を払ってくれない猫や犬を手術したり治療する余力を蓄えておかなければならないと思います。
 それには、ある程度医療機材を揃え、できる治療の範囲を拡げて、ちゃんとお金を払ってくれる飼い主さんがいる犬や猫を受け入れることだと思います。さっぱりお礼状も書いていませんが、皆さんから寄せられた寄付金を機材の購入に使わせていただくことをご報告します。エコーのような高額な機械は、リースでないと無理だと思います。もしも動物病院関係者や医療機材の会社の方で何らかの協力をいただける場合は、ご連絡いただければ幸いです。

大手術を乗り越えた『つよし』は面構えも男らしくなりました。

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おもちゃで遊ぶ子供らしい一面も…。こうして命を救うためにはお金がかかることも痛感しています。

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2013年10月27日

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